プロが教える!外壁塗装業界の知られたくない裏事情

プロが教える!外壁塗装業界の知られたくない裏事情

[最終更新日]2017/07/19

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プロが教える!外壁塗装業界の知られたくない裏事情


↑職人による外壁塗装の3度塗りの最中です。
養生も色合いもバッチリ!丁寧に仕上げてくれていました^^ 

 

M.KPaintの前岡です!

今日はちょっと刺激的なタイトルをつけましたが、そのタイトルに嘘偽りのない内容となるよう、外壁塗装の業者を選ぶ上で欠かせない知識をお伝えしていこうと思います。

塗装の本や雑誌には載っていない、私が塗装屋だからこそお伝えできる内容に絞って書いていく予定です。どうぞお楽しみに^^

前回の記事「要注意!外壁塗装の悪徳業者について知っておこう」では、訪問販売事業者の危険性について説明させてもらいました。

今日はそれ以外のタイプの業者について解説しますので、外壁塗装や屋根塗装の業者選びの参考にしていただければと思います。

それでは、さっそく見ていきましょう(^^)

 

外壁塗装でよくある業者…店舗販売業者

 

あなたも普段車の運転をしていると、いろいろなショールームを見かけることがあると思います。

TOTO、LIXIL(昔のINAX)や大手の住宅会社などが有名です!と言われれば「ああ、見たことがある!」と思い出すのではないでしょうか。

このようなショールームをメインに活動する会社は「店舗販売業者」と呼ばれていて、意外かもしれませんが、岡山市や倉敷市の外壁塗装業者にも店舗販売業者は数多くあります。

ショールームを持っている塗装業者は、主に見学に来られた方にリフォームの販売をしています。来店されるお客さまは塗装に対する意欲が高いので、業者にとっては営業マンが販売しやすくなるメリットがあります。

 

お客さまが店舗販売業者に頼むメリット

 

店舗販売業者は「売りやすい」というメリットがありますが、お客さまにとってのメリットはどんなものがあるのでしょうか。これは、大きくわけると2つあります。

 

塗装後のイメージがしやすくなる

 

1つ目のメリットは、塗装後のイメージをしやすくなることです。ショールームには実際に塗った壁の模型が塗料ごとに用意してあることが多く、「自分の家もこうなるんだ…」よりリアルなイメージを膨らますことができます。

模型をみながら塗料の特徴を説明してもらうこともできるので、塗装についての知識もしっかり身につけることができるのもショールームの良いところです。

 

比較的安定している会社が多い

 

外壁塗装業者がショールームを作るにはそれなりの初期投資が必要になりますし、建物管理費や店舗内の営業マンのお給料など、経費もそれなりにかかります。

それを踏まえてショールームを作っているわけですから、ショールームを持っている外壁塗装業者は比較的経営が安定していることが多いです。

私の知り合いの塗装業者も社長の高齢化や倒産などで店をたたむケースが増えていますが、お客さまからすると、金額の大きい外壁や屋根の塗装工事は数十年後もアフターフォローをしてもらえる会社に頼みたいはずです。

その点、店舗販売業者は経営が安定している可能性が高いので安心できます。

 

ここがツラい!店舗販売業者に依頼するデメリット

 

良い面が多い店舗販売業者ですが、一つだけデメリットがあります。それは工事の価格が高くなりがちな点です。

ショールームの建設や維持にもお金がかかるのですが、店舗販売業者にとっては、人件費と外注費が重い負担となっています。

実はショールームのスタッフは大手になるほど、営業マンが多く配置されています。そして彼らには、以前の記事で紹介した訪問販売業者と同じように、塗装工事の売上に応じて歩合給が支払われています。

さらに工事も下請けの業者が担当することが多いですから、その分工事費は高くなりがちです。この「人件費と外注費が高いから、工事価格も高い」という部分は、店舗販売業者にとっては知られたくない事情ですから注意が必要でしょう。

とは言え、「価格が高くなっても、外壁塗装は現物を見てから、経営の安定したところでお願いしたい!」とう方には十分にお勧めできるタイプの業者になります。

 

安く済ませるなら、このタイプの業者で決まり!

 

前回の記事から2回にまたいで、訪問販売業者と店舗販売について紹介しました。ここまで読んだあなたがおそらく気になるのは、「外壁塗装や屋根塗装を安く済ませることのできる業者はないの?」ということでしょう。

どちらも価格は高くなりがちっていうけど、私の周りにはけっこう安い価格で塗装工事をした知り合いがいるんだけど…なんてこともあるかもしれませんね。

そのような「安く済ませた外壁塗装」では「個人事業者」に依頼している場合がほとんどです。

あなたの近所にも「◯◯(その人の苗字)塗装」のような、ごくごく小さな塗装店があると思いますが、それらのお店の多くが個人事業者として活動しています。

 

個人事業者に依頼するメリット

 

これについては、何と言っても工事価格が安いことがあげられます。

彼らは普段、訪問販売業者や店舗販売業者の下請けとして活動しています。ですからショールームや営業マンを置く必要がなく、無駄な経費が一切かかっていません。

100万円の外壁塗装工事でも経費が20万円程度で済むこともあるので、強者のお客さまになると店舗販売業者で見積もりをとり、同じ内容で個人事業者に依頼する方もいるくらいです(笑)。

それくらい、お手頃な値段で塗装工事をしたい方にとってはおすすめのタイプといえます。

 

個人事業者で塗装工事を行うデメリット

 

逆にデメリットとしては、会社の質が社長の人格による部分が大きいことと、経営に安定性がないことがあげられます。このタイプの外壁塗装業者は、親方(社長)によって良し悪しが決まるのです。

このデメリットを回避する1番の方法は、創立後間もない外壁塗装業者を選ばないことでしょう。

一般的に、個人会社は創業から10年以内に9割が倒産しているとも言われていますが、これは塗装業界でも例外ではありません。

ですからアフターフォローまで考えて業者を選ぶなら、創業から10年以上経っている業者を選べば、ほとんどこのデメリットを回避できるでしょう。

M.KPaintはどのタイプの塗装業者なの?

 

今回紹介した3つのタイプの業者のなかで、間違いのない外壁塗装や屋根塗装をしたいなら「店舗販売業者」か「個人販売業者」がおすすめです。

どちらも一長一短ありますので、あなたの状況にあわせてメリットとデメリットを考慮した判断をするのが良いと思います。

ちなみに、このホームページを運営しているM.KPaintは「個人事業者」にあたります。

先ほど説明させてもらったように普段は大手の下請けとして活動しているので、ショールームは持っていないし、営業マンも1人もいない会社です。

正直に白状すると、「ショールームがある会社って、カッコイイな〜」なんて思うこともありますが(笑)、もともと下請けとしてスタートしているので、会社のことを考えて手を出さないようにしています。

それでも、個人事業者にしては珍しく創業から10年を超えても元気に活動できているところは私の誇りです!このまま20年、30年と続けていけるように頑張っていきます^_^

外壁塗装は慎重に!見積もりは複数とろう

 

「M.KPaintのことは信頼してるから、外壁塗装はあなたのところに任せるよ」と、このようにお客さまから言ってもらえるのは、私としてはとても嬉しいことですし「塗装屋をやってて良かったな…」と思う瞬間でもあります。

でも屋根塗装や外壁塗装は数十万円しますから、できれば複数の会社から見積もりをとって、その中で信頼できる会社に塗装工事を依頼してほしいな…とも考えています。

私が業者選びについての記事を多く書いているのも、これ以上、外壁塗装の後に後悔する人が増えてほしくないという想いが強いからです。

あなたが塗装業者を選ぶ際に、この記事の内容がお役に立てたら嬉しいです。それでは、また次回!

 

こんなときは放置厳禁!

  • 壁や屋根にヒビ割れがあったり、コケが生えたりしている
  • 10年以上壁も屋根も手入れをしていない
  • 費用がいくらかかるのか気になる
  • 確信はないが、どこかで雨漏りをしているかもしれない
  • 他の業者から高額な見積もりをだされて不安
  • 大掛かりな工事になるのが怖くて、今まで業者に連絡できなかった
  • 親から塗装や修繕の相談があったが、状況がわからない

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